人材育成のための支援
青年組織活動促進支援(担い手育成財団)
新規就業者の激励 (就業奨励金の支給)
県内で農林漁業に新たに就農した青年が、将来に渡って専業として農林漁業経営を続け、自信と誇りを持った経営を確立するとともに、地域農林漁業発展の中核者を育成することを目的として、就業奨励金を支給する事業です。当奨励金は、新規就業者に就農奨励金を支給する市町村に対し、市町村長から直接手渡しすることを条件にその一部を助成しています。
- 支給対象者
- 将来に渡り専業として農林漁業経営を続けていく39才以下の者
- 支給額
- 市町村が5万円/人以上支給する場合に、2.5万円助成
地域農林漁業振興研修活動への支援
青年農業者等が自ら行う、地域での課題解決や地域農業の振興、生産技術の改善等の活動を後押しして、課題解決能力の向上や地域との連携強化、グループ活動の活性化等を図るために、助成を行います。
- 支給対象者
- 構成員が5名以上で、半数以上が専業の農林漁業に従事している青年で組織するグループ、農業高校のグループ
- 助成金額
- 5から10万円/事業主体
組織活動活性化対策
青年農業者等の資質向上・グループリーダーの育成・交流促進を図るため、県段階の各種研修事業・異業種交流会や女性の能力発揮・活用する活動に対して、活動費を助成します。
- 支給対象者
- 県段階の農林漁業関係青年組織等、県段階の組織に属する青年、女性グループ等
- 助成金額
- 定額
担い手育成対策協議会活動への支援(担い手育成財団)
地域担い手育成対策協議会活動への支援
地域において市町村、農協、農業普及指導センター等が連携した地域農林漁業担い手育成対策協議会の設置を指導し、青年農業者の資質向上のための講演会、研修会、交流会等の活動を一貫してできるよう体制づくりを行っています。また、これらの活動を精査した上で、活動費を支給しています。
- 支給対象者
- 地域農林漁業担い手育成対策協議会
- 支給額
- 定額
啓発普及支援(担い手育成財団)
小学生社会科副読本作成費の助成
次代を担う小学生に岡山県の農林漁業の実態を正しく理解してもらうとともに「食の大切さ」や「心の豊かさ」を醸成するため、社会科副読本「おかやまの農林水産業」の作成、及び配布に対し、助成及び指導を行っています。県内の全ての小学校(4年生1クラス)に副読本、教師用冊子及びこれらのデータの電子媒体を1部づつ配布しています。
- 助成先
- おかやまの農林水産業編集委員会(事務局:岡山県農業協同組合中央会)
- 助成金額
- 定額
就業奨学金の貸付(担い手育成財団)
奨学金の貸与 ※平成26年度から新規貸与者の募集は休止しています
学校教育法に基づく高等学校、並びに県農業大学校、(財)中四国酪農大学校に在学する生徒で、将来県内で自家の農林漁業に専業として従事しようとする者が勉学に励み、充分な知識を持って就農できるよう、在学時に奨学金を貸与しています。
奨学金は、貸与者の就農に結びつくよう、卒業後3年以上自家の農林漁業に従事することで償還を免除する措置をとっています。
- 貸与対象者
- 学校教育法に基づく高等学校、並びに県農業大学校、(財)中四国酪農大学校に在学する生徒で、将来県内で自家の農林漁業に専業として従事しようとする者。
- 貸与額
- 高校生は月額1万円(私立高校の農林学科の生徒は月額2万円)
- 県農業大学校、中四国酪農大学校の学生は年額11万円
- 選考方法
- 学校長は申請書等を審査し、本人の意向、担任等の意見、自家農家の状況等を踏まえ、適否を判定するものとしている。